航海計画の関係で3年後の回収となってしまいましたが、我々の船上からのコールに答えて日油技研工業の切り離し装置がきちんと仕事をしてくれ、無事4000m超の深海からトラップが浮上してきました。沈降粒子も問題なく捕集されていて、フラックスの季節変化が見事にとらえられています。これで一仕事できそう。
3年前、研究資金が不足していたので設置をあきらめかけていたところ、共同研究者らが数十万円ずつ研究費を提供してくれたおかげでトラップを整備することができ、ダメモトで3年間の係留にチャレンジしたのでした。回収できて本当に良かった。
浮上した係留系をブリッジから探す乗組員と研究者 |
目印はオレンジ色の旗と黄色のガラス玉 |
ちゃんとサンプルも採れています |
3年後に戻ってきたセジメントトラップ |
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