豪州EEZを抜けてから航走観測をスタートしました。シービームによる海底地形調査とサブボトムプロファイラーによる地層探査を継続中です。
また、研究室では表面海水(研究用海水)のサンプリングも始まりました。そう、白鳳丸のような研究船では蛇口をひねると海水が出てくるのです。おかげで停船することなく、現場の海水をサンプリングすることができます。海水はもちろんサンプリングしますし、特製プランクトンネットを使った動植物プランクトンの採集、海水中の懸濁態有機物(POM)のフィルター濾過などが院生中心に行われています。
主席研究員はというと、、、、モーリシャス出港後の南大洋航海の観測スケジュールを船側とも相談しながら編成中です。天候のことは脇に置いておいて、100%時間を有効に使った理想プランをまずは編成します。それでもやりたい観測を全て盛り込むことは出来ませんので、優先度や分野バランスなども考えつつベストプランを作ります。実際には、暴風圏で100%の観測は出来ないはずなので、何をスキップしてどこへ移動するかなど、いろんなパターンを想定してバックアッププランもいくつも作らなければなりません。
それから、持ち込んだGoPro Fusionの使い方を南大洋に入るまでにマスターしておかなければと思って、試行錯誤しております。アプリの使い方がまだよく分からない。。。。
研究用海水のサンプリング |
GoProで加工してみたアッパーデッキからの風景 |
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